ご挨拶
ご挨拶
此の度、日本電熱機工業協同組合第九代理事長及び組合関連会社である(株)電熱会館の第三代社長に就任致しました、打矢正雄と申します。
電熱組合は協同組合法の定めに拠って創立された全国組織の団体であり70年以上の歴史を有します。
又約40年前、時の理事会や組合員等有志に依り、(株)電熱会館が設立されました。
日本経済の失われた20年と言われていたのが、今や30年以上になり、昨今では約100年前に大流行して、全世界で4000万人近くの死者を出した、と伝えられているスペイン風邪の、再襲来と喩えられるコロナ禍が猛威を奮い、日本の景気に多大な影響を與えております。
これらの影響を受けて、他の団体も同様のようでありますが、我が電熱組合もこの30年の間に、活動してる正組合員数が大幅に減少してしまいました。
そして電熱組合には70年間それなりの、(株)電熱会館には40年間のそれなりの垢が溜り、各種問題点が蓄積されてきました。
幸いにも、此れに気づいた阿部前理事長が、コロナ禍の渦中に理事長任期を2年間延長して、これ等の問題点を整理して、電熱組合に関する事案を解決して下さいました。
私は残った問題事項、主に(株)電熱会館の事案を引き継ぎました。「組織は変わり続け無ければ死ぬ!」と、言われております。
ここ2、3年間で事務局長が代わり、顧問税理士や司法書士も交替し、又、電熱組合の執行部役員も変わりました。今後理事会のメンバーも代わってゆくでしょう。
(株)電熱会館も電熱組合員の皆様のお役に立つよう、変革して行かねばなりません。
私は今年、傘寿(さんじゅ)の年(30歳)を迎えますが、3つの団体の理事長を務めた渡邊清前名誉理事長の卒寿(90歳)迄、頑張るつもりはありません。次の名誉ある第十代理事長に引き継ぐ迄の中継ぎリリーフとして、業務を整理整頓し「小粒でもピリッとした」、誰にも信頼して頂ける組織に整えて、次の活力ある若い世代に、電熱組合77年の伝統を引き継ぎたく思います。
今後の電熱組合の末永い維持発展を図るには、組合員皆様ご自身とその会社の健全性の確保及び、皆様の組合組織への強い関心とご協力が必要であります。宜しくお願い申し上げます。
2023年4月1日 理事長 打矢正雄